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勘違いにも程が 

最近、寒いせいか背が縮んだような気がしてなりません。
これではますますちびかぶではないか・・

それはさておき
以前書いた「会津八一」事件(?)でお分かりかと思うけれど、
私の勘違いはかなりのハイレベルのようで、

今まで他にどんな勘違いをしてきたかといえば、
「都道府県」という県があると思ってた(小3くらいまで)
②「1st」「2nd」を「ワンスト」「ツーンド」と読んでいた(中2くらいまで)
新潟駅の向こう側(=駅南)には世界が存在しないと思っていた(小学校にあがるくらいまで)
佐渡のことをアメリカだと思っていた(同じく小学校にあがるくらいまで)
⑤「放送大学」を「放送のスペシャリストを育てる大学」だと思ってた(何と大学生まで)

等々、それだけで別のブログが運営できそうなくらいなんだけれど、
今までで一番ひどかったと自分で感じているのが、今回のお話。

あれは、忘れもしないちびかぶ寄居中学校1年生の5月。
初めての「定期考査」というものに臨む時期のこと。

中学生になると、同じテストでも小学校の頃とは重みが段違いで、
テストのために事前勉強を何日も前からやるんだ とか、
テストの最中には先生が監督として居座るんだ とか、
いろんな噂に翻弄されて、やや緊張気味だった私。

そして、初めてのテストの時間、
噂どおりに、担任以外の先生がやってきた・・ と思ったら、


な・ん・と、
用務員さんが試験監督として来てるじゃないの!

何じゃこりゃ~
いくら学校の職員だとは言っても、用務員さんをよこすって、
それはちょっと無いんじゃないかい?
私たちが入学したての1年生だからって、なめてるとしか思えん!

まぁ、でも用務員さんもこういう時には先生気分になれて、
それはそれで楽しかったりするのかなぁ。
監督なんて、生徒がカンニングしないか見張ったり、
時間をちゃんと見たりできれば、誰でもできちゃう
もんね。

そんなこんなで、初監督の座を用務員さんに取られてしまった私は、
あまり気乗りがしないまま、初めての試験に臨むことに。

そして試験後。

友達「あぁー、緊張した~。ちびかぶ、どうだった?」
かぶ「うーん、まぁまぁかな・・」
友達「結構分かんないところもあったよね。
   しかも先生が前に居るじゃん?余計緊張しちゃうよね」
かぶ「(先生・・っていうか用務員さんなのに。。)そーお?」
友達「えー、だって教頭先生が来るとは思わないじゃん。
   何かすごい緊張しちゃってさぁ」

教頭先生・・?

な、なななな なんですと?
さっきのおじさん、いつも竹箒で玄関の辺りを掃除している人だよね・・
あれって、あれって・・用務員さんじゃなかったの?
っていうか、教頭先生だったの!?

ギャース 何という事だっ
私というやつは、入学してからこの1ヵ月半の間、
教頭先生を用務員のおじさんと間違えていたのですか!
うっはー そりゃひどいよあんた・・。

そう思ったら、試験が終わった後なのに妙に緊張してきて、
その後しばらくは、教頭先生に会うたびに、
一人で勝手に恥ずかしくなっていた私でした。

渡辺先生、ごめんねっ。
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ちびなかぶ 

子どもの頃、大人になったら↓
①きっと松島奈々子さんのような卵形の顔になる
②きっと峰不二子さんのようなメリハリ体型になる
③きっと自分の親より背が高くなる
と、信じて疑いませんでした。

しかし
現実とは無慈悲なもので、その全てが叶わず今に至るのだけれど、
①と②については、父・茂の輪郭と、母・くみ子の体型を見てしまえば、
諦めがつかないこともないかなぁ(でも切ないことには変わりなし)。

だがしかし
栄養状態が豊富な時代に生まれ育ったにも関わらず、
第二次世界大戦前後5年間に生まれた両親よりも背が低いというのは、
これまたどうしたことだろう?

しかも
二人いる兄は、揃いも揃って両親より背が高くて、
彼らと同年代の人たちと比べても、結構大きい部類なのに。
何で私だけが、ちびなかぶのままなのよぉ。。

長いこと疑問に思っていた、このちびかぶ現象。
その謎は永遠に迷宮入りかと思いきや、
大学の時に資格取得のために行った実習先の子どもから、
思いも寄らない説を聞かされて、目から鱗が落ちました。

そ・れ・は、
成長期に足を折ると、背が伸びなくなるんだって
という仮説!

・・あれは、忘れもしないちびかぶ新潟小学校6年生の12月。
体育の授業で、私たちがやっていたことは、
①横向きにした跳び箱に向かって走る
②跳び箱の上に手と頭を付き、踏切板でジャンプ
③付いた頭を中心に、体を一回転させてマットに着地
という、中国雑技団の入団テストのような離れ業。

この歳になると、もう怖くてそんなことは絶対にできないけれど、
当時はそれが普通に授業として成り立っていたから、
怖いもへったくれもなく、みんなでぽんぽん一回転。

そして、私も思い切り一回転→見事着地!と思ったその時、

ばきぃっという破壊音。

まず最初に感じたのが、「踏切板を壊した!?」という焦り。
そして踏切板の様子を見るために立ち上がろうとした瞬間、
この世のものとは思えない激痛に襲われて、
マットの上に膝から崩れ落ちた私。

なななな なんだなんだ?
痛いよこれは、ものすごーーーく痛い!
よく分からないけれど、立てないし足が動かない・・
そんなこんなで、四つんばいのままジタバタしている私を見て、
他の皆が「先生、ちび田さんが変です」と進言。

それを聞いて、担任が寄ってきて「大丈夫?」と声をかけたんだけれども、
当時の担任が大嫌いだった私は、止せばいいのに強がり言って、
「大丈夫です、歩けますから」って、ひょこりと歩いてみせました-
痛い!!

おっと~ この感じ、結構やばいですぞ。
とすると、もしやこれが噂の捻挫
でもそれじゃあ、あの「ばきっ」は何だったんだろう?

はっ
そうか、これはかの有名な「アキレス腱が切れた」状態では?
あの筋が切れると、めちゃくちゃ痛い上に、
体育館中に切れた音が響くというじゃないの。
そうだ、そうに違いない。

そんなこんなで、保健室まで無事な左足でケンケンしながら行ったら、
保健室の先生には「捻挫ねー」と言われて、ややがっかり。
なんだ、捻挫か・・ (←別に良いじゃないか)

その後、何はともあれ病院に行かなくちゃねということになって、
授業は早退、小学生にはVIP気分なタクシー(+くみ子)を呼んで、
すぐ近くの猫山宮尾病院へGO!

しかし
レントゲンの結果、「あー、右足首が折れてますね」ですって!
うっひゃー あたくし骨折しましたの!?
そりゃぁ痛いわけだよね・・歩けないわけだよね。。

冬の骨折は治りが悪く、結局卒業するまで、まともに体育はできずに終了。
おまけに、ギブス中にあちこちぶつけたりなんだりしたせいか、
やや外側に曲がってくっついてしまうという大失態。

そうか、そうだったのか。
あの時の一撃が、私の骨の成長をストップさせてくれちゃったのね・・
確かに、それまでは1年間に10cmずつ伸びていたのに、
あの事故以来、3cmちょっとしか伸びとらんよ。。

ということは、かぶが予想外にちびなのは、幼い自分のせいなのね。
そんなふうに思ったりする、骨折14年目の冬でした。

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